最近は、よほどの小さな会社で無い限りは、仕事上でパソコンを使うことが本当に多くなってきました。見積書を作るのもパソコン、納品書を作るのもパソコン、果てはクライアントとの連絡は電子メール…

仕事をしている上で、パソコンを触らない日なんてないのでは?と思う状況になっています。これが何を意味しているかわかりますか?ちょっと怖い言い方をしますね。「パソコンができなければ職にあぶれる」そんな時代なんです。

あなたにも経験があると思います。仕事絡みの面接で、こんなことを聞かれたことはありませんか?「あなた、パソコンできますか?」と。そこであなたがどんな回答をしたかによって、面接の結果はかなり違っているはずです。

おそらく、「インターネットやメールはできるけど…」という回答をした人も多いと思います。でも、仕事上それは「できて当たり前」の話です。つまり、昔の人で言うなら「電話がかけられる」レベルの技術なのですから。

でも、そこで、「パソコンなら得意です!自信あります!」といえたらカッコいいですよね。では、何をもって「パソコンができます」ということができるのか、考えてみませんか?そこで、今回はパソコンの資格の一つ、MOSの話をします。

・MOSって?
この文章を読んでいるあなたならパソコンやスマートフォンは使えると思うのです。「マイクロソフト」という会社、ご存知ですよね。パソコンの基本システムである「ウィンドウズ」であまりに著名な会社です。

このマイクロソフト、自社製品として「ワード」「エクセル」などさまざまなオフィス用ソフトを出しています。これを読んでいる方の中にも、これらを使って仕事をしている人も多いでしょう。

そして、マイクロソフトではこれらのソフトの扱いに習熟した人を「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」として認定しています。認定試験は全国各地にあるマイクロソフトが指定した施設で行われます。

この資格を持っていると、「このソフトについては一定の操作ができます」という証明になるので、仕事を探している人やキャリアアップを目指している人に人気があるのです。では、どうやって勉強すればいいのでしょうか。

・慣れていれば、お金をかけなくてもできる!
この資格の勉強の仕方なのですが、「パソコンに慣れているか」ということが一つの分れ目になります。「メールやインターネットしかしたことがない」というレベルの人でしたら、スクールに通うほうが効率的です。

わからないところをインストラクターの人が見抜いて教えてくれるので、ゼロからのスタートでも効率的に知識を吸収できるでしょう。一方、「すでにそのソフトを触ったことがある」のでしたら、自分で本を買って自習することをおすすめします。

さまざまな会社から試験対策の教本がでているので、それに従って操作をしていけば、自然と覚えられる仕組みになっています。わからないことがあれば、インターネットでどんどん調べましょう。